ソフトバンク・孫正義「大ボラ」のススメ【カンブリア宮殿紹介シリーズ①】

ソフトバンク・孫正義「大ボラ」のススメ【カンブリア宮殿紹介シリーズ①】


大人気テレビ番組「カンブリア宮殿」より、印象的だった回をSKETラボ!で勝手に要点をまとめて資料化していくシリーズを始めます!
記念すべき第一弾はソフトバンク・孫正義社長の数々の大ボラについてまとめていきます!

ちなみに弊社取締役・須田は「大ボラ」ではなく「大風呂敷」派のようです。詳しくはこちらから。

「ホラ」と言うと良くない印象を受けがちですが、孫氏は「前向きで、ポジティブな言葉」と冒頭で述べています。加えて、「高い目標を掲げ、その願望に突き進めば助けてくれる人が必ず出てくる」とも述べています。
高い目標掲げ、それらを次々と達成してきたところに孫氏の偉大さが感じられます。

どんなホラを吹き、どう実現してきたのか?!

小学生で初ホラ!「事業家になったら球団くらいもたないかんな」

若き頃の孫氏は公園で友達と遊んでいた時に、ふと大人になって立派な事業家として生きていくなら、プロ球団を持つくらいの経営者にならなくてはいけない、と子供ながらに思っていたそうです。

そんな若き日の野望から30数十年後、47歳でダイエーホークスを200億円で買収しました。

売り上げを豆腐のように「一丁、二丁」と数える企業になる!

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豆腐って何のこと?って思う方がほとんどだと思います。

孫氏曰く、豆腐を一丁二丁と数えるように、会社の売上も一兆二兆と数えられる企業にしたいという思いからの言葉だそうです。

一番驚くのが、この発言をしたのは会社設立当初の1981年、従業員が孫氏(当時24歳)とアルバイト2人だけのとき。そのアルバイト達に吹いた大ボラなんです!

その24年後、2005年にソフトバンクの連結決算は売上高1兆円超えを達成しました。
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そして今度は売上だけでなく、営業利益を一兆二兆と数える規模にしたいと言い出すのです。

しかも右肩上がりで業績が上がっているときではなく、4年連続で赤字決算を出している時の発言です。今まで日本の企業で営業利益が一兆円を超えたことがある企業は、TOYOTANTTの2社のみです。この2社ともにソフトバンクとは企業の歴史が違います。

この発言には周りの関係者達はさぞかし疑問に思ったことでしょう。

しかし、ソフトバンクはTOYOTAが創業から65年、NTTが118年で到達した営業利益一兆円を創業わずか33年で達成してしまったのです。つまり、日本経済史上、最短で営業利益一兆円を突破したことになります。

ドコモを10年で追い抜く

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2006年4月にボーダフォン・ジャパンを約2兆円で買収し携帯電話事業に参入しました。

孫氏は「10年以内にドコモを超えることができなかったら経営者として腹を切る」と言い放ったのです。
ボーダフォンとドコモの2005年度の業績を比較すると、

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営業利益は10倍以上の差です。誰がどう見ても勝ち目がない状況であることは明らかです。

しかし、ある人物とのたった一度の交渉で事態を大逆転へと導きます。
その交渉相手とは、
スティーブ・ジョブズです!
2007年にiphoneの日本市場独占販売を実現することで、シェアを一気に拡大しました。その勢い冷めやらぬまま2013年にはアメリカ携帯電話3位の「スプリント」を買収。

その結果、ソフトバンクは売上・純利益ともにドコモを抜き去ったのです。

そして今も大ボラを吹き続けている!

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ベンチャー精神を持ち続ける秘訣として、「小学生の時に、雨上がりに見えるあの大きな虹の根っこはどこにあるんだろう」という純粋に目標を追い続ける好奇心が大事であると述べています。

大ボラを吹くことで自分を追い詰めることになり、「悲壮な覚悟」「決意」が困難を何としても乗り越えるという執念になると述べています。

「大ボラを一番近くで聞いているのは自分の耳。口に出すことで頻繁に自分に言い聞かせている」

という言葉からも孫氏がなぜ大ボラを吹くのかがわかりますね。

終わりに

いかがでしたか?

大ボラ=野望」であり、それを達成するためにどうすればいいのか真剣に考える。目標に向かっている最中に、道を見失って迷わないように、常に野望を言葉にすることで導いてくれる役割が、「ホラ」にはあるのでないかと思いました。

この回をご覧になりたい方はテレビ東京オンデマンドより、ご覧下さい。また、本記事中の資料を作成する際に、ビジュアルシンキングさんのカンブリア宮殿図解シリーズを参考にさせていただきました。

それでは、次回もお楽しみに!